後悔しない葬儀リーフレット
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大阪教区重点プロジェクト
『葬送儀礼』寺院用テキスト
―大阪独自の提唱―
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基本方針

 

 このたびの基本法規改正によって宗門の「新たな始まり」を迎えるにあたり、基幹運動の成果は継承しつつ、そのありようを、名称から抜本的に見直すこととなり、基幹運動の目標であった「御同朋の社会をめざして」を運動名称とし、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)として推進することとなりました。
実践運動とは、すべての宗務(伝道教化)が実践運動であり、あらゆる人々が自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献することを目的として、宗門を構成するすべての人々が参画し、いのちの尊さにめざめる同朋一人ひとりが自覚を深め、浄土真宗のみ教えを社会に広め実践していく運動です。

 

 大阪教区では、これまでの基幹運動の成果や教区の実情を踏まえて、運動の推進を計ってまいります。併せて、2010(平成22)年1月に惹起した「大阪教区差別はがき投書事件」の対応要綱に基づき、「差別を許さない」取り組みを強力に推進します。

 

 運動推進の方向性としては、従来からの「運動推進の主体は組」であると位置づけ、教区はそれを支援し、教区単位で実施すべき事業は教区で実施するという、相互の連携のもとで運動の展開を計ります。

 具体的には、以下の10項目を中心に取り組みを進めてまいります。

 

(1)組代表者(組長・組委員長等)を対象とした「組実践運動協議会」の開催
(2)「教区研修講師の派遣」促進
(3)組実践運動推進者養成連続研修会の開催
(4)組連研の開催奨励
(5)門徒推進員の増員と活動のための環境整備
(6)次代を担う子どもたちの教化育成
(7)組織教化団体拡充に向けての取り組みと組織教化団体との連携による運動推進
(8)「いのちの尊厳と平等」に関する社会の諸問題への取り組み
(9)運動推進にかかる情報交換・発信、資料等の作成と配布
(10)災害支援にかかる情報収集と支援方途の検討

 

 最後に、本年度より実践運動のなかで3ヵ年という年限を決め、重点的に取り組む「重点プロジェクト」については、宗門の課題リストより「葬送儀礼」を選択しました。現代社会や宗門が抱える諸問題をそこに集約して、あらゆる角度から葬儀を考え、また、大阪という地域性や寺院にあった葬儀の形、仏縁によって人がつながるような葬送儀礼のありかたを模索し、広く社会に向けて発信できる「本当の葬儀」を多くの人々の参画のもとに新たに創り出したいと考えています。

 この実践のなかで、「本当の宗教」のはたらきと必要性を明らかにするとともに、親鸞聖人がお伝えくださった「いのちの尊厳」を葬送儀礼の場において具体化することを通して、御同朋の社会の実現をめざします。

 

 ご門主様が『親鸞聖人750回大遠忌法要」御満座を機縁として「新たな始まり」を期する消息』に「一人ひとりが抱える課題を大切にし、お念仏を喜び心豊かに生きることのできる社会を目指しましょう」と、お示し下さったお心を体し、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)を推進してまいりましょう。

以  上

 

2012(平成24)年10月10日策定