『御堂さん』2019年7月号
「愉快に祖父母道」
孫を育てるのは人間だけです。親には出来ない祖父母の役割。世代による価値観の違いからなど、親と衝突してしまうことも多い孫育てを考えます。
「マニアの学習ガイド」
宿題に追われた夏休み、振り返ればいい想い出。大人になっても、こんな勉強していますというお話です。
登場者(※登場順、敬称略)
坂東眞理子、島田洋七、棒田明子、西村まさゆき、サンキュータツオ、みうらじゅん、藤山扇治郎 ほか
「置いて延ばさず」
「間」とは、物と物、あるいは、物事と物事との間の空白です。時間の間、空間の間。間が持つ不思議な力を探ってみます。
「郷に入った外国人」
G20ほど派手ではない、ちょっとしたサミットをやりました。ドイツとチベットからやって来られた、お二人の目に映った日本の姿です。
「この子 この継母」
5月は母の日、子どもの日。血を分けた実の母と子ではなくても、お母さんのように思える人は誰でしょう。子のように大事にされた人、母親の役割を担う人。それぞれの思いです。
「未知の世界へようこそ」
宇宙、深海、そして生命。まだ誰も知らない世界を知ろうとする、ロマンに満ちた物語です。
平成 動揺の記憶
30年間の平成という時代を総括してみました。時の流れの中で、どんな出来事があり、何が変わっていったのかを、4つの分野に細別して、長年、『御堂さん』に関わって下さった方に語っていただき、『御堂さん』が何を発信してきたか、どんな特集を組んできたかを振り返ってみます。
看取り看取られ
愛別離苦は、人の世の習いです。そして、人の世の終わりは、様々な形でやってきます。親子の別れ、夫婦の別れ、医師としての患者との別れ。それぞれの看取りをお聞きしました。
桃源郷に迷う
梅、桜とくれば桃ですが、梅や桜の名所は数知れずあるのに、桃の名所というのはあまり聞きません。そこで、文句なく美しい桃の里を紹介しましょう。、桃の名所というのはあまり聞きません。そこで、文句なく美しい桃の里を紹介しましょう。
春待ちの芽吹き
季節に四季があるように、人生にも四季があります。夏の盛りもあれば、厳しい冬もあるのです。葉を落とした木々が、寒さに耐えながら、じっと春を待つように、やがて花咲く日を夢見る物語です。
北枕のお釈迦さま
2月15日は、「涅槃会」と呼ばれるお釈迦さまのご命日です。涅槃会の法要が勤められている様子をルポし、解説と併せて、涅槃会の意義を考えます。
次代へ送る一家言
平成という時代が迎える最後のお正月。流れてやまない時間の、一つの区切りです。そこで今、過去から未来への転換点に立って、それぞれの分野を代表する三人の方に、次の世代に対して、言っておきたいこと、伝えておかねばならないことのメッセージを話していただきました。
「信心」賜るということ
「信ずる心一つで救われる」。これが浄土真宗です。でも、一体「信」とは何でしょう。宗教学者・釈徹宗さんと仏教漫画家・臂美恵さんの対談です。
半端者を斬る
近い将来、ウナギが食べられなくなるって、ご存知でしたか?その問題をはじめ、今年世間を騒がせた出来事を、もう一度、それの何が問題なのか、そして私たちはどのように対処すればいいのかを考えてみます。
異常気象の正体
西日本の広範囲に甚大な被害を及ぼした豪雨。殺人的な猛暑、それに相次いだ大型台風の発生。今年は、どうしてこれほど極端な異常気象が続いたのでしょう。
虐待連鎖を断つ
「ゆるしてくださいおねがいします」。大学ノートに書かれていた、五歳児の「反省文」。今年の六月に東京で発生した、船戸結愛ちゃんの虐待死事件は、あまりにも悲しく痛ましいものでした。一体、なぜに虐待は起きるのか。虐待を防ぐために、一人一人がどうすればよいのか。問題に現場で関わってこられた、三人の先生方のお話です。
アホは地球を救う!?
「アホ」を辞書で引けば、単なる「愚か者」。でも、『御堂さん』の発信地、大阪では滋味に富んだ言葉となり、独特の文化となっているのです。
頭が下がる話
頭を下げるのと、頭が下がるのとでは、内容が違います。人は、どんなときに「恩」を感じ、思わず頭が下がるのでしょう。これは、そうした体験記です。
めぐめを届ける人
私たちが普通にいただいているものにも、それを精魂込めて作り、育て、届けようとする人たちの、不断の努力があるはずです。その思いを伺いました。