親鸞聖人報恩講 布教
親鸞聖人報恩講 布教
利益衆生は きはもなし
これまで常に利害得失を考え、一喜一憂していたのが日々の生活でした。けれども、新型コロナウイルスの流行により、思っていた日常は続かなくなりました。コロナ禍の中で報恩講の御縁に遇(あ)うことは、「遠く宿縁を慶ぶ」ことです。阿弥陀さまのお救いは、本願力によって私を往生させるだけではありません。この迷いの世界に還(かえ)ってきて、自在の働きをもって人々を教化させるというのです。
迷い惑う私に、阿弥陀さまが願いの中に生きることをお示しくださり続けておられることを、共に味わってまいりたいと思います。
※お日中法要10時00分~
お逮夜法要13時30分~
ご法話は法要に引き続き本堂にて行います。