親鸞聖人報恩講のご案内
本願寺津村別院(北御堂)では、11月11日(水)から16日(月)まで、「親鸞聖人報恩講」をお勤めいたします。
報恩講は、親鸞聖人のご遺徳を偲び、そのご苦労を通して明らかにされた阿弥陀さまのお救いを、あらためて聞かせていただく法要です。
親鸞聖人から今日まで受け継がれてきたお念仏。その教えにふれ、この私に届いてくださる阿弥陀さまのお心を、ともに味わうひとときです。
皆さまのご参拝をお待ちいたしております。

報恩講法話のご案内
報恩講の期間中、3名の講師をお迎えし、ご法話をいただきます。
11月11日(水)
講師:小林 顯英 師
本願寺派布教使
大阪教区 榎並組 法栄寺 前住
講題:「光の内で」
【法話概要】小学生の時、当番でストーブを焚くための石炭を取りに倉庫へ行くのが好きでした。
隙間から差し込む冬の陽光がキラキラと輝いているのを、暫く見ていたものでした。舞い上がっているチリや埃が照らし出されているのです。元々あっても気づいていなかったものが、光に照らし出されて見えるようになったもので、後にチンダル現象と教えて貰いました。
ありがたい。もったいない。おはずかしい……。等々聞かせていただいたことを、味わってみたいと思います。
11月12日(木)・13日(金)
講師:井上 見淳 師
本願寺派司教・龍谷大学教授
福岡教区 嘉麻組 正恩寺 衆徒
講題:「聖人一流の道をあゆむ」
【法話概要】「親鸞聖人」が生涯を尽くして明らかにしていかれた教えが、途中で曲がることなく、変質することなく、「一つの流れ」を保って今日まで受け継がれている。これを「聖人一流」という。
すなわち、いま私が聞かせていただいている教えの世界を、親鸞聖人はもとより、これまでその教えを伝えてきてくださった先人たちも聞いてこられたということである。
また、煩悩の日暮らしの中で、いまその教えを私たちが聞き受け、お念仏の生活を送り、時に人にその教えを聞くように勧めている、そこに親鸞聖人が明らかにしてくださった阿弥陀如来の願いを受け入れ、報恩して生きているすがたがある。
その阿弥陀如来・親鸞聖人という仏祖のご苦労に触れつつ、その伝わってきた教えとはどのような教えなのか、できるだけわかりやすく味わいながら伝えていきたい。
11月14日(土)~16日(月)
講師:深川 宣暢 師
本願寺派勧学・龍谷大学名誉教授
山口教区 大津東組 西念寺 前住職
講題:「親鸞聖人が開かれた仏法」
【法話概要】
親鸞聖人は法然聖人に出遇って、救われる身になったとおっしゃる。そうでなかったら、自身は間違いなく地獄に住む身であったともおっしゃった。私どももこの仏法に出遇って救われる身になった。すなわち浄土に生まれて仏陀に成る身に成ったのである。その仏法を浄土真宗という。この私が「浄土に生まれて仏に成る真実の教法」という意味である。
この度の報恩講で、あらためて親鸞聖人が開かれた、その仏法を聞かせていただく。この私に届いて、私をお救いくださる如来さまを聞かせていただくのである。

御伝鈔の拝読
『御伝鈔』は、本願寺第3代覚如上人が、親鸞聖人の33回忌にあたり、そのご生涯とご遺徳を讃えるためにまとめられた伝記絵巻をもととするものです。
親鸞聖人のご生涯を伝える大切な書物として、報恩講の際に拝読されます。
<上巻>
11月12日(木) 逮夜法要に引き続き
<下巻>
11月13日(金) 逮夜法要に引き続き
御俗抄の拝読
『御俗姓』は、本願寺第8代蓮如上人が、親鸞聖人のご恩に報いるために著された御文章です。
親鸞聖人のご生涯を偲ぶとともに、そのご恩に報いる報恩講の大切な意味が説かれています。
11月15日(日) 逮夜法要に引き続き拝読されます。
北御堂御膳



