のせて必ずわたしける

迷いと苦しみの「此岸」から、悟りの世界である「彼岸」に渡り、さとりをひらくことが仏道です。その両方の世界をつなぐ「岸」の間には煩悩という名の川が流れており、我々の世界にある様々な迷いや苦しみを断ち切らなくては、「彼岸」に渡ることはできないのです。その川を渡る方法が「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」の実践であるといわれます。
　しかし言うのは簡単ですが、私にとって、これらの事はとても難しいのです。ですからこの川（海の広大）を難度(なんど)海(かい)とも言います。
　そんな私に「のせて必ずわたしける」と誓ってくださった阿弥陀さまのお慈悲を味わってまいりたいと思います。

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各種法座等の開催可否につきましては、随時「北御堂ホームページ」等にてご案内させていただきますので、お手数ではございますが、ホームページ、もしくはお電話にてご確認の上、ご来院いただきますようお願い申し上げます。

秋の夜長に仏さまとともに

１０月１０日は、前回の東京オリンピック開会の日です。「体育の日」はこれを記念して制定されました。（現在は「スポーツの日」になっています。）　今回も７月２３日より９月５日まで東京オリンピック・パラリンピックが開催され、アスリートの活躍に感動しました。
　まさにこの時節はスポーツの秋・芸術の秋と言われ、自然に親しむたいへんに素晴らしい時です。夜空に輝く月の光。夜中にシトシトと静かに降る雨音。この自然の中にいる時に、今は懐かしい身内や友達を偲びながら「お念仏の秋」の時間を過ごさせていただきます。この私が南無阿弥陀仏の掌の中でのお念仏を。

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講談『親鸞聖人・蓮如上人物語と同時代人物伝』

昨年度に引き続き、講談師の旭堂南海さんをお迎えし、講談『親鸞聖人・蓮如上人物語と同時代人物伝』をご口演いただきます。講談を通して親鸞聖人、蓮如上人の人物像に触れていただきたく存じます。初めての方、歴史に興味のある方、どなたでもご自由にご来聴ください ! !

※会場は２階津村ホールとなります。（参加費無料、事前申し込み不要）
※会場混雑の場合は、入場制限をさせていただく場合がございます。

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仏となるいのちを生きる

私たちは、「死んで終わり」のいのちを生きているのではありません。阿弥陀さまのお力により、仏とならせていただくいのちを生きているのです。そのことを、皆さまと、ともどもに喜ばせていただきたいと思います。

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